社員証の活用

ICカード付き社員証を作成することはできる?

ICカード付き社員証を作成することはできる? 社員証は現在、身分証明書としての機能だけでなく、クレジットカードやキャッシュカードなどのように複数の機能を持たせているものが多いです。
その機能を実現させるために社員証に搭載しているのがICチップで、日本にはこのICカードつきの社員証の作成を請け負っている業者がたくさんあります。
ICチップは従来の磁気ストライプより記録できる情報が多く、カードに搭載することで、従来から行なわれていた社内の勤怠管理システムや入退室管理システムなどとの連動に加え、社員食堂の食券代や公共交通機関の運賃などの支払いや、電子マネー決済など、様々な用途で利用できるようになります。
紛失した場合にスキミングによって他人に不正に使用されるおそれについても、磁気ストライプと比べると低くなるように様々な工夫が施されています。
ICカードのデメリットは、作成するのにかかる費用が従来のカードより高くなることです。
また、ICカードには、金色のチップが剥き出しになっている接触型と、チップの周りにアンテナコイルを搭載し、読取機に近づけたときに発生する電波をつかって交信する非接触型がありますが、接触型より非接触型のほうが作成費用が高くなります。
社員証の種類は、利用目的やコストを考慮した上で選ぶようにしましょう。

社員証の写真はスーツで写る方が一般的?

社員証の写真はスーツで写る方が一般的? 社員証の写真は、大きさに関しては自動車免許と同じくらいか、やや大きめといったところですから、胸から上の顔を中心としたものとなります。
そこで服装はどうするかというと、どのような服装であっても顔中心だからいいのではということも考えられますが、首周りや肩も映るということを配慮しなければなりません。
そうなると、会社の社員証であれば、やはりスーツ姿がもっとも適切ということができます。
というのも、社員証は何かの機会で社会に対して身分を証明するという性質ですから、会社の社員であることを示すものとしては、通常の服装スタイルがいいということになります。
自動車免許であれば、そこまでしないで、普段運転するときのスタイルで構わないし、パスポートなども同じですが、会社員であるという証明のためには、スーツ姿が一番だということになります。
もちろん、業種によっては、通常のスタイルも別だということはあるにしても、フォーマルスタイルに次ぐ、ビジネススタイルというものがあるからです。